【汗をかかずにトップを奪え!(ドラゴン桜)流ビジネス突破塾】

とても面白い本だった!心に残った言葉を記録しておきます

【1、格差の本質を見抜け!】

★なぜ正直者がバカを見るのか?
いくら「こんな社会は間違っている!」と正論を吐いたところで、世の中は1ミリも動かない。
エネルギーの無駄遣いである

おめでたい「正直者」たちは、自分の目で見て、自分の足で調べ、自分の頭で考え、自分で判断
下すという大切な作業を、すべて放棄しているのである

生き方や考え方を変えるべきは、絶対的に「正直者」のほうなのだ。

★世の中のウソを見抜け

バックマージン(報奨金)

「いったい、どんなインチキが潜んでいるんだ?」と深く考えるのか

★格差なんて大したことない?

「ジニ係数」
→「ゼロに近いほど格差が少なく、1に近いほど格差が激しい」という指標

世界一の高齢社会を迎えた日本にあって、格差が拡大するのは当然といえば当然の流れなのだ。

★リストラされているのは誰だ!?

この「雇用形態による賃金格差」について真剣に考えてほしいのは、フリーターでもニートでも
派遣社員でもなく、普通に働いている20代から30代の正社員なのだ。

リストラされた中高年は路頭に迷い、パッとした再就職先も見つからない。唯一の楽しみだった
晩酌のビールも発泡酒に替わり、「第三のビール」に替わっていく

昇給を見送る程度ならともかく、給与をカットするというのは恐ろしい判断なのだ

早い話、新卒の採用を見送れば、それだけで「誰も傷つかない人件費カット」が実現するのだ。

日本企業にとってのリストラとは、減俸でもクビ切りのことでもない。これは第一主義に
「新卒採用の見送り」である

【バカな若者が搾取される格差社会】
★フリーターに与えられた「夢」と「現実」

実際には若手社員がいないと会社は回らない。
日本の企業は、安い賃金で働く大量の若手社員が、高い賃金の中高年社員を支える仕組みになっている。

どんなバカげた夢でも、好きなだけ追いかけてくれればいい。とりあえず今日や明日、安い賃金で働いてくれさえすれば、それでいいのだ。

単なる無職にすぎないはずなのに、カタカナで自分の社会的地位を語れるようになった。

★成果主義のウソにダマされるな!
仮に、とんでもない「成果」を上げた社員がいても、それをどの程度評価して、給与やボーナスに還元するかは経営者のサジ加減ひとつだ。

要するに日本企業における成果主義とは、ただ「若い連中の定期昇給を行わないためのシステム」なのだ

「中高年の既得権(現在の地位や収入)を守るためのシステム」

条件の悪い第2、3志望の会社に就職し、昇給もない安月給でガムシャラに働き、気づいたときには中途半端な成果主義を導入され、新卒者たちが自分らの新卒時よりはるかに好条件で迎えられている

★すべては年金問題と同じ構造だ!

バブル期には「過労死」が社会問題になるほど、懸命に働いてきた

「テメェら、もっと怒れ!会社のウソを見破り、社会のウソを見破り、ふざけたオヤジどもに怒りをぶつけろ!」

【転職か独立か、それとも「第3の道」か】
★自分に与えられた選択肢を考えろ

会社に対する考え方、仕事に対する考え方、人生に対する考え方を変えていかないことには、いいように搾取され続けるだけだ。

第一の選択肢は、転職だ。

第二の選択肢は、思いきって独立することだ。
会社法の改正によって「1円起業」も可能となり、独立へのハードルはかなり引き下げられた。また、インターネットが普及したことで、いまではパソコン1台あれば自宅でスタートできる仕事も増えてきた。

そして第三の選択肢が、あえて現在の会社に残ることだ。
働き方や仕事に対する意識を変えればひょっとしたら、今の会社にもなんらかの可能性が残されているかもしれない。その可能性は、絶対に排除すべきではない。

★三十路を超えたら転職するな!
かなり明確な判断基準がある。

転職のデッドラインは30歳だ。

転職者としての賞味期限が切れているのである

転職とは「商取引」であることを頭に入れておこう。
自分という商品を、いかに高く売るか。そして企業側としては、将来有望な人材を、いかに安く仕入れるか。この商取引が転職だ。
そして「商取引」として考えたとき、30代の市場価値は相当に低い。

マンネリ化してきた組織に新しい風を吹き込み、場の空気を活性化させるためには、ときどき「赤ちゃんの誕生」という儀式が必要なのだ。

30代の人間が転職しょうと思ったら、実力1本で勝負するしかない。

求人雑誌に「求む、即戦力!」といった広告を出している会社なんて、かなり危なっかしいと考えるべき

即戦力を求めているということは、生え抜きのエリートが育っておらず、またこれから育てる余裕もない、ということの裏返しなのだ。

口約束が守られるのなんて、転職してせいぜい3年程度。特に、創業社長が経営するオーナー会社では、このあたり社長の一存で決められるので、あらかじめ覚悟しておいたほうがいい。

★独立の「リスク」より「必要条件」を考えろ
能力のある人間は、どんどん独立すればいい。
働けば働いた分だけ自分に返ってくるし、煩わしい社内の人間関係に悩まされることもなくなる。
独立することで得られる最大のメリットは、この点にあるのかもしれない

独立に際して、多くの人はそのリスクから先に考える。
会社を辞めるリスク、事業が失敗したときのリスク、資金繰りが追いつかなくなったときのリスク、人を雇うことのリスク、その他もろもろだ。

はっきり言ってこんなリスクが先に浮かぶような人間は、独立なんかすべきではない。独立したところで、絶対に失敗する。

会社を辞め、独立することにリスクがつきまとうのは当たり前の話だ。
リスクとは、どんなにがんばっても決してゼロになることはない
つまり、リスクが先に浮かぶ人間は、いざというときになにも決断することができない。あらゆる選択肢にはリスクがあり、リスクなき決断など、ありえないのだ。

独立に際してはなにを考えるべきなのか。
一言でいうなら「必要条件」だ。

「前の会社でつかんだクライアントを持っていく形で、これまでの仕事の延長線上にある商売を始めること」にんるはずだ。

当初は「元○○社のXXが立ち上げた新会社」という地点からスタートし、「あの人がやっているのなら」という過去の実績や信頼をベースに動き出すことになる

独立を考える20代―30代たちは、経営学に関する本を読んだり、クソ高い参加費を払ってセミナーに通ったり、あるいはMBAを取得したりしているようだが、そんあもの俺に言わせりゃ「畳水練」だ。畳の上で水泳の練習をしているようなもので、気分は盛り上がるかもしれないが、実効性などまるでない。
起業する会社を軌道に乗せていこうと思ったら、まずはいまの会社で「自分についてきてくれるクライアント」を見つけ、しっかりつかんでおくことだ。

パソコン1台あれば、自宅や安アパートの1室で出発してもいい。会計ソフトも発達しているので、当面は自分ひとりで企画から営業、経理までをカバーできる

残された課題は、「自分についてきてくれるクライアント」
くだらないセミナーに参加しているヒマがあったら、さっさとクライアントのもとに足を運び、強固な信頼関係を築いておくことだ。

独立とは、自分ひとりでできるものではない。自分ひとりによる独立だからこそ、多くのサポートが必要なのだ。
人を忘れた独立は、必ず失敗する。
君には、それだけの準備(人脈と信頼関係)ができているだろうか?

★あえて現在の会社に残ってみろ!

くだらないビジネスセミナーに参加してる時点で、あるいはビジネス書に救いを求めている時点で、もうダメなのだ。

そんな時間があれば、1本でも多くの電話をかけ、メールを送り、企画書や業務報告をまとめ、休日にクライアントと朝からゴルフに出かけ、バリバリに祖語とをこなしているはずだ。
優秀で魅力的な人材は、いくら本人が休みたいと思っても、周りがそうさせてくれないのである。

大切なのは起業することではなく、「いつでも辞められる準備」をしておくことだ。
会社を辞めたとき、すぐに「次の一手」が打てるような自分を作っておくことが重要なのである。


【2、仕事とは「大いなるヒマつぶし」だ!!】

★人はどうして働くのか?

人間は、決してメシを食う為だけに働いているわけじゃない。働きもせず、無益に過ごす時間、あるいは孤独に耐えられないからこそ働いているのだ。
仕事とは「大いなるヒマつぶし」なのである。

仕事は決して誰かに「やらされている」わけではない。義務でもなし、命令でもない。
金がないから、生活のために仕方なく働いているわけでもない。
仮に何十億もの大金があったとしても、やはり人は働いてしまう。
外に出て、他者と触れあい、自分の存在を認めてもらおうとする。

★なぜ会社を辞めたいのか?

「とにかく、この会社を辞めたい!」
まずは辞めたいという気持ちが先にあって、転職や独立といった選択肢が出てくる。

人が会社を辞めたいと思う最大の理由は、人間関係だ。

★「半径5M」の人間関係に気をつけろ
もっとも厄介なのが「半径5M」の人間関係だ。
自分と社長との距離があまりにも遠すぎて、どんなに独善的なワンマン社長であったとしても、いまいちリアリティが湧かないからだ。

★人間関係の悩みを断ち切る方法

ひとつは、他者から必要以上に好かれようとせず、適度な変わり者になる

別人格を演じるという方法

腹を立てる前に「たかが仕事じゃないか」と考える道だ。
仕事なんてものは、しょせんヒマつぶしだ。そこでいちいち怒りを覚えるのもバカバカしい。仕事を真面目に考えすぎるから、つまらないストレスがたまるのだ。
受け入れるものは受け入れ、流すものは流して、あとは自分は自分のペースで働けばいい。自分のペースさえ守っていけば、結果はおのずとついてくるものだ。

たとえ性格は変えられなくても、「考え方」を変えることはできる。
仕事に対する考え方、周囲の人間に対する考え方、自己表現や自己演出に関する考え方を変えていくのだ。

★がんばりが認められないのは当然だ!
社内の人間関係をギスギスさせる、もっとも大きな要因は嫉妬心だ。

ひとつは「会社は中立公正な組織でる」という誤解。
もうひとつは「がんばりは認められるはずだ」という誤解だ。

常識や経済的合理性が通じない話なんて、世の中には山ほどある。
ましてや生身の人間が動かしている会社の中で不公平を感じたり、あんばりが認められないなんてのは、当たり前のことなのだ。
どうしてもそれが許せないというなら、自分がトップにのし上がって、ルールとシステムをつくり直すしかない。

【リセット願望を捨てろ!】
★「新しい自分」なんてどこにもいない!

リセットの手段として、転職や独立があるわけだ。環境を変えればどうにかなると思っているのである。
転職や独立による環境の変化なんて、せいぜい学校でいうクラス替え程度のもの。
クラス替えした当初はそれなりに「新しい自分」を演じられるかもしれないが、やがて化けの皮がはげてくる。クラス替えしようと転校しようと、自分という人間がリセットされるわけではないのだ。

その「それなりの環境」ってのは、具体的にどういう環境なんだ。どんな条件が揃えば、真の実力とやらが発揮できるんだ。

理想郷ってのは、探すもんじゃなく自分の手で周囲を改善していくものなんだ。

転職や独立が自分を変える「きっかけ」になることはあっても、決して自分を変える「条件」にはならない。

★「仕事探し」と「自分探し」はまったくの別物

そう、自分探しを強調する連中ほど、ほんとうは「自分」を見つけたくないのだ。

★ストレスの商隊を暴きだせ

第一に考えるべきは自分の苦手分野であり、「自分は何に対してストレスを感じるのか」なのだ。
「好きなことを仕事にする」のではなく、「嫌いじゃないことを仕事にする」という意識を持つべきなのだ。

★「好き」を仕事にするな!
趣味の延長でやる仕事ほど、恐ろしいものはない

中途半端な愛情や思い入れに左右されず、いつでもビジネスとして客観的な判断が下せるような仕事に就くのだ。
「好きなことを仕事にする」「嫌いじゃないことを仕事にする」くらいがちょうどいいのだ。
仕事の中でたまったストレスは、趣味によって発散する。

★資格バカになるな!
仕事で成長を実感できない自分を慰めるため、資格をとることで疑似的な成長と達成感を味わっているにすぎない。ほんとうは自信がなく、能力も高くないクセに自己顕示欲だけは人一倍強いのだ。

【3、人脈を築いて「そのとき」に備えろ!!】
★長期計画なんか必要ない!

バンバン結果を出し、ひとりでも多くの顧客を掴み、ひとつでも多くの実績を残し、ひとりでも多くの同僚・上司に「あいつはすごい」と認めさせることだ。
それを積み重ねていけば、後は動くように動く。ヘッドハンティングはもちろん、独立でさえ「このときがきたら、勝手にそうなる」のだ。

人は計画的であろうとすると、どうしても保守的になってしまう。

★会社の「地盤、看板、カバン」を使いこなせ

むしろ、こうして会社が与えてくれる「地盤、看板、カバン」を、骨の髄までしゃぶりつくせ、と言いたいのだ。

会社に利用されず、したたかに会社を利用してやるのだ。

★まずは会社で出世してみろ!
本当の意味で会社を骨の髄までしゃぶりつくす唯一の条件、それは出世だ。
会社の中での発言力を強め、物事を自分の思い通りに動かす自由を手に入れるには、出世する以外に道はない。

なにせ「世に出る」と書いて「出世」と読むのだ。

上司やその上にいる取締役クラスとの、個人的な信頼関係。また同僚や後輩たちとのつながり。そしてなにより大切なのは、有力なクライアントを手中に収めていることである。

クライアントとほぼ独占的な形で結びついていること。「あいつを冷遇すれば、あのクライアントごと失いかねない」という状況をつくるわけである。
こうした関係を築くためには、人間的な魅力はもちろん、マメな対応やていねいなフォローといった、小さな努力の積み重ねが欠かせない。

【「タテ・ヨコ・ナナメ」の人間関係を築け!】
「結果さえ出していけば、人脈なんか後からついてくるもんだ」
日本の非上場企業で導入されている成果主義なんて、ほとんどが「定期昇給のカット」にすぎない。

「数字」を残せばいいとか「結果を出せばいい」というのも、仕事の本質をわかっていない人間の言葉だ。
ひとりで片づけられる仕事など、どこにもない。大きな仕事をして、大きな結果を残そうとするほど、周囲のサポートが必要になる。
サポートという言葉に抵抗があるなら、周囲を使いこなす必要がある
そのことを知っているからこそ、いわゆる「できる人」は謙虚なのだ。

重要なのは、「もっと積極的に周囲の人間を活用していれば、もっとも大きなビジネスになったかもしれない」という気づきである。

★「便利屋」になってタテの関係を築け
仲のいい同僚とつるむだけでは人脈でもなんでもない。タテ、ヨコ、ナナメが揃って、初めて「人脈」と呼べるようになるのだ。

特に社会的地位が高く、年齢を重ねた人たちは、そんな美辞麗句など聞き飽きている

彼ら管理職は、その名のとおり部下をマネージメント(管理)する立場

自分や会社に迷惑をかけず、常に平均点以上の仕事が期待できる「確実性」
面倒な仕事を率先して片付けてくれる「フットワーク」
自分に牙をむくような真似をしない「忠誠心」

★ヨコの関係は「兄弟関係」だ!
ヨコの関係は「兄弟関係」に近いということだ。

上司は部署内で「兄貴」として君臨する男をプロジェクトリーダーに指名する。これは、彼が兄貴としてリーダーシップがあるというよりも、とりあえず彼を選んでおけば「文句が出ない」からだ。

現在、仕事が面白くないとか会社がつまらないとか感じているやつらは、そのほとんどが「弟」としてヨコの関係を築いているはずだ。

★「外部」にこそ仲間をつくれ
自分の属する組織の外部にいる人間との関係のことだ。具体的には会社の他の部署、そしてクライアントなどである。
将来独立をするときに、もっとも大切になるのも、このナナメの関係である。

人間は、自分の目や耳で直接確認したものより、どこかでほんのちょっと漏れ聞いた情報のほうを信じてしまう性質がある

社内にナナメの関係を作っておくことは、自分の視野を広げることにもなるし、希望に添った配置換えへの布石にもつながる

【自分を「発信」することを考えろ!】

★トラブルの9割は「無知」から起こる

対人トラブルを起こしやすい人、他者から嫌われやすい人には、ある共通した特徴がある。それは「誤解」だ。

自分を理解してくれない相手が悪いのか?
違う。そんなもの、他力本願の甘えくさった人間の考えだ。
相手が理解してくれないのは、自分が「理解してもらう努力」を怠っているからなのである。動くべきは相手ではなく、まずは自分なのだ。

★もっと「知られる努力」をしろ
「プライベートを知らないからこそ、嫌い」ということだって大いにあり得る。

自分自身についてもいえることで、職場ではもっとオープンになって、自分のプライベートを明らかにすべきだ。

共に働く仕事場だからこそ、もっと心をオープンにして自分という人間そのものを知ってもらわないといけないのだ。

★「あいつが言うんだから」と思わせろ
「リーダーが決めたんだから仕方ない」という形で了解するわけである。
参加者の中でもっとも周囲から信頼されている人物がイニシアティブをとることになる。「あいつが言うんだから」という暗黙の了解が生まれるのだ。

要するに、自分のことを知ってもらい、人間的な信頼を勝ち取るほど、仕事上の主導権まで手にいれることができるのだ。

★ブログなんか即刻やめてしまえ!
本音を明かす相手は、決して「遠くの誰かさん」じゃない。目の前にいる、生身の友達、家族、恋人、そして仕事仲間にこそ本音で語りかけるべきなのだ。

【「聞く技術」でトップの心を掴め!】

★最高の「聞き手」になってみろ!
組織のトップ、部署のトップ、あるいはその分野のトップにいる人間は、意外なほど孤独なのである、とてつもなく寂しいのである。

答えは簡単だ。話すのではなく、聞くのだ。小さな話題を振り、たくさんの話を引き出し、あとは熱心に耳を傾けるのである。

世のオッサンたちは、基本的に「教えたがり」である。
自分の手柄話、苦労話、出世話、若かりし日の自分、いくらでも気前よく「教え」てくれるはずだ。
仕事のフリをして、「これについて悩んでいるのですが、アドバイスをお願いします」とか「部長だったらどうされますか」といった話に持っていくのだ。

トップに認められようとして、あれこれ自分の手柄話を披露するなんて、愚の骨頂だ。

★半端な知識で軽口を叩くな!
上に気にいられようと思うなら、バカを演じることだ。
ただ「コイツがその場にいると楽しい」という存在になるだけで、お気に入りリストに追加してもらえる。

「あぁ、その記事僕も読みましたよ」とか「昨日、テレビで言ってましたね」みたいなことを言って水を差すのは、絶対に避けなければならない。

自分から振る話はスポーツ新聞レベルの話題に抑えておく。
賢いやつだと思われる必要はない。面白いやつだと思われれば、それでいいのだ。

年寄りにとって、いちばん腹だたしいのは「わかったような口をきく」若造だ。

実際こういったカタカナ用語を使いたがる連中の話は、ほとんど中身がないものだ。

頭のいい人、そしてコミュニケーション能力のある人は、難しい話などしない。どんなに高尚な話であっても、中高生でも理解可能なやさしい言葉で語ることができる。
「難しい言葉」でしか語れないのは、それだけ対象への理解が足りていないということだ。頭に入れた知識がそのままになっており、まだ自分のものとして消化しきれていないということだ。
日経新聞の知識を、スポーツ新聞の言葉で語ること。
学術書の知識を、お笑いタレントの言葉で語ること。
文豪の言葉を、コラムニストの言葉で語ること。

★相手の要望を嗅ぎ分けろ
「テストとは出題者との対話である」と言っている

上司から「これ頼むよ」と仕事を振られたとき、そこには「頼む」以外に、なんらかのメッセージが隠されているはずだ。スピードを最優先してほしいのかもしれないし、多少遅れてもいいから正確性を優先してほしいのかもしれない。
ヒントとなるのは声色や表情、しぐさといったきわめて感覚的なものばかりだ。

大切なのは、どれだけ「言われてないこと」をやれるかだ。

【仕事は5分で片づけろ!!】

★24時間、常に仕事と心得よ!
「24時間、常に仕事」という意識
仕事なんてものは人生のヒマつぶしだ。

軽いからこそ常に頭の中心に仕事を入れておくのだ。頭の片隅にあるのではない。あくまでも中心に仕事があるのだ。

いくら休もうとしても、どんなに長い休暇を取っても、やはり「田んぼが気になる」のだ。
むしろ24時間仕事のことが頭にあるほうが、安心できるのである。

★頭に切り替えスイッチなどない!
「仕事モードをOFFにして」なんてバカげたことを考えるからいけないのだ。

ちょっとでも仕事と真剣に取り組んでいる人間なら、いつでも仕事のことが頭に浮かぶのが当たり前だ。
仕事と受験勉強は違う。

★仕事は「HIGHとLOW」で考えろ
どんなに仕事が好きでバイタリティに溢れた人間でも、さすがに24時間ずっと仕事とがっぷり4つで取り込むなんてことはできない。
集中力が持たないし、スタミナが持たない。無理をして身体を壊したら元も子もない。

仕事を「ONとOFF」で考えず、「HIGHとLOW」で考えるのだ。
仕事に集中するときは、ギアをHIGHに入れる。そしてプライベートな時間を過ごしているときにはLOWにしておくわけ
LOWという表現がわかりにくいなら、テレビの主電源を入れっぱなしにしているような状態、パソコンを「スリープ」にしているような状態だと思ってもらえばいい。
ここで大切なのは、絶対に主電源は切らない、何があってもコンセントは抜かない、ということだ。

★汗をかかずに結果を残せ!
涼しい顔で仕事をこなす、スマートなビジネスマンのほうが、ずっと信用できる。
仕事にしろ勉強にしろ、最後に勝つのは「頭のいいやつ」だ。

汗をかく自分、いつも忙しく走り回っている自分に酔ってはいけない。
にやにやしながら「また終電まで残業しちゃったよ」なんて自慢してはいけない。そんなもの、自分は要領の悪い無能な男だと公言しているようなものだ。
汗なんか、美徳でも勲章でもない。ただの老廃物である。
ほんとうに仕事ができるやつ、勉強ができるやつは、無駄な汗なんか流さないし、自分の汗に酔ったりしないのである。

★スタートにエネルギーを使うな!
仕事でも勉強でも、勢いに乗ってきたら無我夢中になって取り組むことができる。
まったく疲れずにむしろすがすがしいくらいの気持ちになれる。
問題はその「勢いに乗る」までに時間がかかることだ。
気が散ってしまいなかなか集中できない。気分転換にコーヒーを飲んだり、タバコを吸ったりしてみても、まるで仕事モードになれない。結局、無駄な時間を過ごしたまま一日が過ぎていく。
人間もスタート時にもっともガソリンを食うようにできているのだ。勢いに乗るまでの間、すこぶる燃費が悪いのが人間なのだ。

「主電源を切らない」という考え方だ。
主電源を切ってしまうと、次のスタート時に膨大なエネルギーを要する。

主電源を切ることなく、エンジンを切ることなく、ずっと「LOW」の状態にしておけばいい。
仕事としても、その日のうちに完全には「終わらせない」。主電源を切らない。
あと1ページ、あと一歩で終わるというところで、あえてストップしておく。そして翌朝、その「続き」から始めるのだ。
「スタート」ではなく、あくまでも「昨日の流れの続き」だ。無駄なエネルギーを使うことなく、朝のうちからスムーズに高速域に入ることができるはずでる。
桜木流ハイブリッド仕事術、と名付けることにしょう。

★仕事は5分、残りは「作業」だ!
出世する人の条件として「人脈がある」「ムダがない」「敵がいない」という3つを挙げた。

営業ほどクリエイティブ能力が問われる仕事もないはずだ。

「仕事は5分、あとは作業」という考え方
まず、5分間だけ「仕事=クリエイティブワーク」をする。徹底的に知恵を絞り、頭から煙が出るくらいに考えつくす。
なんらかのアイデアや方向性が出たら、あとはそれを実行するのみ。これは仕事というよりも「作業」だ。
本務と雑務の見極めがしっかりとでき、物事の優先順位についても、明確な指針を持っている。クリエイティブワークと作業をうまく使い分け、一切ムダなエネルギーと時間を使わない。

お前らがやっているのは仕事じゃない。それは作業だ。
退屈な作業だけを延々と続けているからこそ、面白くないし疲れるのだ。
どんな仕事にだって、「クリエイティブを要する場面」がある。そこに5分間だけでいいから集中すること。

大切なのは、あらゆる業務を「仕事」と「作業」で分けて考えることだ。

★休日は断片的に仕事をする
桜木流のハイブリッド仕事術では、休日にも仕事の主電源は切らない。
休日には、断片的に仕事(クリエイティブワーク)をするのだ。
誰もが心当たりのあることだろうが、アイデアや解決法などは、机に向かって考えこんでいるときよりも、なんでもない瞬間に思いつくことが多い。

仕事や悩みごとから離れたシチュエーションにいるときほど、ふっと面白いアイデアが浮かぶものだ。

むしろ「しめた!」と喜び、2分や3分でもいいから徹底的に考え抜く。車を路肩に停めてでも、考え抜く。
クリエイティブワークのいいところは、道具を必要とせず、場所は選ばないことだ。
手帳や近くにある紙、あるいは携帯電話でメモを取っておけばいい。そしてある程度の答えが出たら、また日常に戻ればいい。別に、そこからパソコンに向かったりする必要はない。

旅先でまったく仕事のことを考えずに過ごしていたら、すっかり腰ぬけになってしまう。

旅先でも、午前に5分、午後に5分程度でいいから仕事(クリエイティブワーク)に頭をめぐらせることだ。そうやって主電源を切らずに、ずっと「あれの続き」が継続している状態をキープしておくことだ。
特に、旅先のような非日常的な空間で浮かんだアイデアには面白いものが多いので、大事にしたいところである。

★会議は30分で終わらせろ!
会社の中でなにがムダだといって、くだらない会議ほどムダなものはないだろう。
日本の会社でおこなわれる会議なんて、まったく会議の体をなしてない。

会議と言いつつ、実際に行おこなわれているのは「報告会」と「説明会」でしかないのである。

なんのために集まられたのかよくわからない。とりあえず解散して、それぞれの仕事に戻る。まったくの時間のムダだ。
大人数の会議であるほど、この「説明会状態」い陥りやすい。大人数になると、一人ひとりの発言権が少なく、発言時間も少なくなってしまうからだ。

世の中には「会議が大好き」という人間が意外なほど多く、2時間も3時間もぶっ通しで会議をやりたがることだ。

ファミリーレストランやファーストフォード店にたむろしてる若造と、どこが違うというのだ。
人間の集中力は90分が限度で、2時間も3時間も持つものではない

会議のために分厚い資料を用意したり、クライアントとの面会時間をズラしてもらったりするなんて、時間のムダ意外の何物でもない。
俺はそんな会議でも30分以内で終わらせることを提唱している。
それ以上の会議は一切なし。
もしも時間が足りなければ、会議の数を増やせばいい。2時間もダラダラ続けるよりは、30分の会議を2回やったほうがずっと効率的なのだ。




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